「ソーシャルメディアマーケティングで勝つための5つのステップ」他 海外記事3本
ソーシャルメディアを使ってどう消費者にアプローチすれば良いのか疑問に思うことはありませんか?
インターネットの発達により、企業と消費者の距離が近くなりました。
TwitterやFacebook、自社ブログなどでマーケティングを行う会社はもう珍しくありません。
しかし、ソーシャルメディアを上手く使えている企業とそうでない企業が出てくるのはなぜなのでしょうか?
今回はソーシャルメディアマーケティングで成功するための5つのステップを紹介した記事を含め、海外記事まとめを3本を紹介します。
1.ソーシャルメディアマーケティングで勝つための5つのステップ
引用:Social Media and SEO: 5 Quick Wins to Increase Your Reach
TwitterやFacebookを使ってマーケティングしたいけど…とお悩みの広報担当の皆さん!
この記事ではソーシャルメディアマーケティングで成功を収めるための、簡単な手順が紹介されています。
イギリスのEconsultancy社の調査によると、アンケートに回答したデジタルマーケティング会社約700社のうち39%が「ソーシャルメディアはSEOにおいて重要な役割を果たしている」と考えています。
ソーシャルメディア上で積極的に活動することで会社に興味を持つ人が増える可能性は大いにあるからです。
事実TwitterやFacebookは、企業が消費者一人一人に情報を届けることができるメディアとなっています。
その際に質の高いコンテンツを作らなければいけないことは明らかですが、人々は一体何を求めているのでしょうか?
ソーシャルメディアマーケティングにおける成功の秘訣を5つのステップに分けて見ていきましょう。
ステップ1:ソーシャルメディアを使ってキーワードを見つける
質の高いコンテンツを探すためにはまず人々がどんな話題について話しているかを知る必要があります。
その答えを探すヒントとなるのがソーシャルメディアです。
例えば引用元であるHootsuitのサービスを使うと、特定のキーワードがTwitterやFacebookなどでどれだけ話題になっているかを調べることができます。
人気のキーワードを見つけることができたら、どのようなコンテンツが求められているかを考える際に非常に役に立つでしょう。
ステップ2:シェアする、シェアしてもらう
ユニークで面白いコンテンツを作れたら、人々がそのコンテンツをソーシャルメディア上でシェアしてくれますよね?
逆に会社側がユーザーの面白いコンテンツをシェアすることも、立派なソーシャルメディア活用です。
例えばネット上の素敵な記事やビデオに高い評価をつけたり、コメントをしたりしてもいいかもしれません。
素敵なコンテンツを作るユーザーと積極的に関わっていきましょう。
交流を深めれば、センスの良い制作者たちが自分達に興味を持ってくれる可能性だってあるのです。
自分の作ったコンテンツも皆がシェアしやすいように環境を整えましょう。
ステップ3:フォロワーの質を上げる
ソーシャルメディア上で人々と交流していると、検索エンジンも会社を高く評価してくれます。
しかしフォロワーが多ければ良いというわけではありません。
会社について高い評価をつけてくれる、良いコメントをしてくれる「質の高い」フォロワーを増やさなければなりません。
そのための方法として以下の三つが挙げられます。
- ソーシャルメディア上での交流を大切にする。
- 「質が高い」と思われるユーザーを積極的にフォローする。
- 人々の求める質の高いコンテンツを提供し続ける。
会社をフォローしていない人にも積極的にアプローチしてみても良いかもしれません。
新たな顧客の獲得に繋がる可能性は十分にあるのです。
ステップ4:プロフィール欄を充実させる
ソーシャルメディアには必ずプロフィール欄があります。
プロフィールも内容次第では、良質なコンテンツになります。
プロフィール欄を埋める容量は、コンテンツを作る時と同じです。
ユーザーの話題となっている重要なキーワードを調べましょう
そのキーワードをバランスよく織り交ぜたプロフィールを作れば、検索エンジンで上位に表示されやすくなります。
プロフィール内に自社コンテンツへのリンクを載せることも忘れないようにしましょう。
質の高いプロフィールを作ることで会社の印象も良くなります。
ステップ5:ソーシャルメディア外でも縁を大切に
マーケティングをネット上のみで完結させないことも重要です。
ソーシャルメディアで人々と良い関係を築くことで会社の評価も上がります。
しかしソーシャルメディア外での関係も忘れてはいけません。
イベントでユーザーと直接会い、スカイプで直接連絡を取ることだってビジネスチャンスに繋がる可能性があるのです。
まとめ
インターネットの大部分を占めるソーシャルメディアはこれからも勢いを増すでしょう。
最近ではTwitterやFacebookといったSNSでマーケティングを行う企業も多くあります。
人々が何を求めているかを把握しやすくなった一方で人々の求めるものの質も上がってきています。
質の高いコンテンツを作り続けることは決して楽ではありません。
しかし今回の記事でソーシャルメディアマーケティングにおいて「人々との良好な関係」が一番重要であることを覚えていれば、戦略も立てやすいのではないでしょうか。
2.仕事、睡眠、家族、健康、友達 選べるのは3つだけ
Inc.
引用:Work, Sleep, Family, Fitness, or Friends: Pick 3
成功すれば全て手に入る…
そう考えている方は多いのではないでしょうか。
しかし起業家だって我々と同じ人間です。私たちと同じで一日は24時間しかありません。
限られた時間の中で苦労をいとわず仕事をしているのです。
「成功すればすべてが手に入る」なんて我々の願望でしかないのでしょうか。
Facebookの創立者マーク・ザッカーバーグの姉であり同社の共同創立者ランディ・ザッカーバーグは成功者の意外なジレンマをTwitterで呟きました。
企業家のジレンマ
次の中から3つしか選べない。
・良好な友好関係
・事業の成功
・家族との時間
・健康(体型)の維持
・睡眠時間
成功している事業主はそんなに厳しい生活を余儀なくされているのでしょうか。
記事で紹介されている他の起業家も「全てをバランスよくこなして大きな成功を収めるのは難しい。成功する人は皆、宇宙船が完成していない状態でも進み続ける。不安定でも乗りたい人は乗って飛んでいく」と語ります。
皆に当てはまること?
「何かを犠牲にしないと成功できない」と聞くと誰でも不安になります。
しかしこの記事は不安を煽るためだけに書かれたわけではありません。
成功を収めた人の中には「週に40時間ほど頑張るだけで成功のカギをつかむことは可能だ」と公言している人もいます。
週に40時間仕事をするだけでよければ私生活も充実させることができるように思われます。
人には人の成功の道があり、それが皆に当てはまるとは限らない。
ランディ・ザッカーバーグの発言を信じるかどうかはあなた次第です。
3.VR技術で高所恐怖症を克服
Marketing
引用:Samsung’s ‘Be Fearless’ Gear VR campaign combats fear of heights
高いところには死んでも行きたくない…
そんな人たちを「怖いもの知らずにしてやろう」とサムスンが “Be Fearless(怖いもの知らずになれ)” キャンペーンを行いました。
記事では「サムスンが自社製のヘッドマウントディスプレイGear VRを利用して人々を恐怖症から解放する」というキャンペーンが紹介されています。
研究によると訓練さえ積めば高所恐怖症を克服できることがわかっており、それを実践してみようというコンセプトの企画です。
乱暴なようにも聞こえますが実に87.5%の参加者が高所恐怖症を克服したのですから、説得力があります。
怖がりの27人
サムスンによって選ばれた27人の参加者がヘッドマウントディスプレイを用いて4週間の訓練を行い、訓練後に実際に恐怖と向き合ってみるというこの企画。
世界の4人に1人が高所恐怖症というデータもあり、参加者は世界中から集まりました。
彼らはヘッドマウントディスプレイを通して「高層ビルのエレベーターに乗る」VRプログラムや「ヘリスキー」のプログラムを徐々にこなしていきました。
そして4週間にわたる特訓を終えるとジップラインに挑戦します。
参加者のほとんどが自らの恐怖を克服し、笑顔でジップラインに乗る姿を見るとVR技術が人に与える影響の大きさを実感します。
4.終わりに
今回は成功を収めるヒントとなりそうな記事をふたつ、そして勇気をもらえる記事をひとつ紹介しました。
自分には自分に合った道が必ずあるはずです。
もしかしたらVR技術で将来が開くこともあるかもしれません。
ひたすら頑張り続けることもひとつの道ですが、たまには自分の人生のバランスを考え直してみてはいかがでしょう。