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ブログで企業のファンを増やそう!毎日記事を書く10のコツ

作成日:2016.04.14

最終更新日:2016.04.14

カテゴリー:Tips

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Webサイトやブログの運営において、記事の更新頻度はとても重要な要素です。
更新頻度はSEOに深く関わる要素であり、検索エンジンからの評価に影響します。ビジネスとしてWebを活用している人には、利益に直結するポイントだといえます。

毎日コンスタントに一定の品質の記事が公開されるブログはファンがつきやすく、閲覧される回数も増える傾向があります。
固定読者を獲得するためには、継続的な更新が必須なのです。

しかし、品質を落とさずに毎日記事を上げるのはなかなかに大変です。
記事のネタ探しに苦労する、忙しくて時間が作れない、記事を書くモチベーションが保てない、など悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

この記事では、筆者がおすすめする「毎日記事を書く10のコツ」を紹介していきます。
実際に役立つツールなども紹介していくので、毎日記事を書くのは難しいな、と感じている人はぜひ参考にしてみてください。

1.記事のアイデアをメモにとる

さまざまなビジネスシーンで重要性が指摘されている「メモ」ですが、これはブログの記事執筆においても大変役に立ちます。

記事にするテーマを思いついてもあとで思い出せない、ということはよくありますよね。
メモをするだけで、貴重なひらめきを残しておくことができます。

メモといえば紙を思い浮かべるかもしれませんが、スマホやタブレットなどでも大丈夫です。
筆者の場合、電車の中でアイデアを思いついたときには、スマホのアプリにメモをしています。PCと連携できるアプリであればそのままPCでメモを開いて編集できるので、大変便利です。

筆者が使用しているメモアプリ例

Google Keep
Googleが無料で提供しているメモツールです。
PCではブラウザで閲覧することができ、スマホでは専用のアプリで利用することができます。iOSでも利用可能です。
http://www.google.com/keep/

EVERNOTE
クラウド上でメモや資料を共有することができる有名なツールです。
有料のプランもありますが無料版でも十分な機能があります。
PC、スマホ共に専用のアプリがあります。
https://evernote.com/intl/jp/

2.記事をストックしておく

業務の合間を縫ってWebサイトを運営している場合、どうしても忙しくて執筆に時間を割けない日が出てくると思います。
そのような場合に備えて、時間のある日に記事を書き溜めてストックしておくと役に立ちます。

ストックしておく記事は、いつでも公開できるように普遍的な内容の記事にしましょう。
たとえば投資に関するブログを運営している場合、「2016年3月1日の株式市場動向について」の記事は4月1日に公開しても意味がありません。このような記事はストックに向きません。
一方で「株式投資の基礎知識」や「為替と株の関連性について」など、短期的な時流に左右されない普遍的な記事であれば、ある程度の期間ストックしておくことができます。

記事を書けない日が出てきそうだな、たまにはブログの更新を休みたいな、という人は、記事をいくつかストックしておきましょう。

3.アクセス解析を設置する

自分のブログの中でどの記事に人気があるのかを知ることは、記事のネタを探す上でとても役に立ちます。
今現在大きなアクセスを集めている記事があれば、それについて別の切り口から重ねて記事を書いても良いでしょう。

恒常的にアクセスがある記事があれば、それはそのジャンルが普遍的な需要を持っていることを示しています。
そのジャンルについてのコーナーを設置し連載記事を入れていく、などの施策が考えられます。

アクセス解析には、Google アナリティクスがおすすめです。
https://analytics.google.com/

Googleアナリティクスは、1か月あたり1,000万ヒットまで、ほぼすべての機能を無料で使用できます
一般のブログ運営者にとって、1,000万ヒットまでという制限はほとんど問題ないでしょう。

4.いろいろな本やブログを読む

ブログの記事を書く上で、本や他のブログを読むことはとても大切です。
自身が運営しているブログと同じジャンルのものはもちろんですが、それ以外にも興味があるものをなるべく幅広く読むことをおすすめします。
多くの文章を読むことで語彙が増え言い回しの幅が広がり、それだけ記事をスムーズに書けるようになります。

基礎的な文章力の拡張以外にも、「こんな切り口があるんだ」「この解釈は自分とは違うな」などの気付きを得ることができます。それらの気付きは、自身が記事を書く際にもおおいに役立ちます。

もちろん、読んだ内容をそのまま真似して記事にしてしまうのは良くありません。参考にしつつ独自の見解をしっかりと述べるなど、自分自身の記事にしてブログに掲載するようにしましょう。

5.周囲の人に感想を聞く

意外とやっている人は少ないようですが、家族や友人に記事の感想を聞くことは大変参考になります。
「この記事が面白かった」「もっとこんな情報を書いてほしかった」などの直接的な感想は、そのままテーマ選定の資となります。

筆者も「こんな記事を書いてほしい」と言われて、それをそのままテーマとして採用することがよくあります。
自分の視点だけでは限界がありますので、さまざまな人に記事の感想を聞くことはとてもおすすめです。

記事のネタや今後の展開に困ったときには、ぜひ周囲の人に感想をきいてみてください。

6.スマホでも記事を書く

各ブログサービスは、その多くがスマホからの記事執筆に対応しています。代表的なCMSであるWordPressも、スマホから記事を書くことができます。
そのような環境が整ってきたためか、最近はスマホだけでブログ記事を執筆している人も多いようです。
スマホで記事の執筆ができると、移動中などのちょっとした空き時間に少しずつ記事を書いていくことができるようになります。

PCの方が作業環境としては記事執筆に向いていますが、毎日ブログの記事を書くことを意識した場合、スマホは非常に便利なツールといえます。
どうしてもスマホで長い文章を打ちたくない、という人でなければ、一度試してみる価値はあるでしょう。
スマホである程度まで記事を書いて、そのあとPCで構成を整える、というやり方も良いですね。

7.テーマを絞る

毎日記事を書くためになんでもネタにする、という方がまれにいますが、あまりおすすめできるやり方ではありません。
テーマを分散させると、記事の間口が広がり執筆しやすくなるように感じるかもしれませんが、これは品質を問わない趣味ブログの場合に限られます。

ビジネスとして運営しているブログの場合、記事には一定の品質が求められます。
あるときは経済について、またあるときはその日のランチについて、など分散的なテーマで執筆すると、情報の品質を高水準で保つことが困難なのです。
仮に経済の専門家であれば、グルメよりも経済の方が、素早く高品質な記事を書けることは当然です。

あえて専門外のネタを探すよりも、専門分野の記事を作成した方が、品質と速度を保てるためビジネスにおいては有用なのです。
専門のことでも執筆には時間がかかる、という人は「効率的に記事を書こう!1記事を30分で仕上げるコツ」を参照してください。

8.書きやすい記事スタイルを見つける

毎日記事を書く場合、効率の良さを意識する必要があります。
あなたが専任の執筆担当者ならいいですが、本業の合間に時間を見つけて執筆している企業も多いはずです。また、副業としてアフィリエイトブログを運営している場合でも、そう時間は割けないでしょう。
執筆の効率を上げることは、とても大切なのです。

経験と慣れである程度執筆スピードを上げることができますが、初心者でも「書きやすいスタイル」を意識することでかなり効率的に記事を書けるようになります。
ここでは、代表的な書きやすいスタイルを3つ紹介してみましょう。

比較記事

たとえば、英会話学習に関するブログを運営していた場合、Aというオンライ英会話スクールと、Bというオンライン英会話スクールを比較した記事を書く手法です。
料金、講師の数、サービス時間帯、無料体験の有無、解約時の注意、実際にやってみたそれぞれの体験談、などを項目ごとに比較検証します。項目の選定さえ誤らなければ、読み手にとって理解しやすい良い記事になるでしょう。
「どちらが良いか」を比較する記事は、書きやすく読みやすいスタイルの1つです。

ニュース記事

たとえば起業についてのブログを運営していた場合、新たな創業支援補助金開始のニュースはそのままブログのネタになります。
新しい情報には、常に高い価値があります。運営しているブログのジャンルに関連するニュースは、とてもおいしい情報だといえます。

ただし、注意しなければならないことが1つあります。
それは、ニュースをそのまま転載しても価値がないということです。

速報性でみると、多くの場合、大手のニュースサイトなどには敵いません。
ブログ記事として情報に価値を持たせるためには、独自の見解を加えたり、わかりやすく要約して整理したりするなど、オリジナルの付加価値を持たせるようにしましょう。
過去の記事の文脈から所感などを論じられれば、なお良いですね。

ポイントをまとめた記事

まさにこの記事が該当するのですが、ある事柄に対する要点をピックアップして、ひとつずつ解説していく形式の記事です。
ポイントをおさえてあるので、その選定さえうまくいけば、わかりやすく読みやすい記事を仕上げることができます。

要点をまとめて抜き出すことはすこし難しい作業なのですが、自分の専門分野のことであれば比較的容易に選定できるはずです。
専門家がまとめたポイントやコツは、多くのユーザーにとって有益な情報になります。記事の品質を高めるためにもおすすめの手法です。

 

紹介した3種類以外にも、ランキング形式や体験談形式など、オーソドックスで書きやすいスタイルはWeb上にたくさんあります。
Web上の他記事や紙媒体の記事なども参考にして、自身のブログに合った書きやすいスタイルを見つけてくださいね。

9.記事を公開する時間を決める

記事を公開する時間を決めると、執筆する時間が自然と定まり、記事を書くことが生活の中で習慣化するという効果があります。
習慣化は、執筆を続けるうえでとても大切なことです。
ついついサボってしまいがちという人には、記事の公開時間を決めてしまうことをおすすめします。

記事を公開する時間は、アクセスが多く見込まれる時間が良いでしょう。
一般的に、平日の朝7時台や、夕方18~19時頃が適切だといえます。

朝7時台は通勤通学の電車内でスマートフォンを使うユーザーが多い時間帯です。毎朝この時間に更新されるブログを楽しみに、電車内での時間を過ごしている人はとても多いのです。
18時以降の夜間帯は、家でパソコンやスマートフォンからインターネットを利用する人が多い時間帯です。18時~19時ごろに記事を更新することで、夜間にじっくりとブログを閲覧するユーザーに訴求することができます。

アクセス数を稼ぎやすい時間帯に公開時間を定めることは、記事を書くモチベーションを高めることにもつながります。

10.ブログからしっかりと利益を得る

執筆を継続していくうえで、モチベーションはとても大切です。
ブログ運営をきちんと利益に還元することは、モチベーションの維持にとても役に立ちます。
良い記事を書けば利益につながると思えば、記事を書くことにもやりがいが出てくるのです。

企業サイトであれば、顧客育成やコンバージョンに結びつく記事を書いていきましょう。
「ブログを見た」という問い合わせや来店があると嬉しいものです。
また、ブログから広告収入を得ている場合は、より直接的な収入につながります。
きちんと収益化を実施して、自分のモチベーションを高めていきましょう。

ブログの収益化は奥が深く、なんとなく広告を設置していても十分な収益性は得られません。記事の品質と同様に、収益化の構造をしっかり組みあげておくことは、結果として毎日記事を書くモチベーションにつながります。
収益につなげるためのアドセンス最適化手法については、下記記事を参考にしてくださいね。

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まとめ

毎日記事を書くためには、記事のネタ探しや時間の確保、モチベーションの維持などのさまざまな問題をクリアしなくてはなりません。
ここで紹介した10個のポイントは、それらの課題をクリアするために有効な手段です。

品質を保ちつつ記事を書き続けることは大変ですが、継続することで必ず効果が得られます。
この記事を参考して、良質なコンテンツをどんどん作っていってくださいね。

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