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Google検索結果のタイトル字数増加・説明文表示範囲拡大|SEOにも影響が?

作成日:2016.05.17

最終更新日:2016.05.18

カテゴリー:SEO

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自サイトのタイトルタグメタディスクリプション(説明文)を放置していた人にとっては、もしかしたら朗報かもしれません。Googleの検索結果ページに表示される「title」と「description」の文字数が変更されました。さらに調整が加えられるかもしれませんが、検索結果画面の幅が広くなったのです。

以前は横幅が500pxだったのに対し、新しい検索結果画面の横幅は600pxとなっています。
検索結果画面横のリスティング広告がなくなったことと関係しているのかもしれませんね。

タイトル

検索結果の横幅が伸びたため、表示されるタイトルの長さも変わりました。
以前は半角で50~60字表示され、そこから先は「・・・」で省略されていましたが、現在は最大半角で71文字表示されるようになっています。
70文字しか表示されていないタイトルを多く見かけますが、「l」や「i」など横幅が狭い文字が多く使われていれば、71文字まで表示されるのではないかといわれています。

単語の文字数にもよりますが、英語だと以前に比べて2~4語多く表示させることができます。サイトによっては、タイトルの最後にサイト名やサービス名を付け加ええることができるでしょう。

なお、2016/5/17現在、ブラウザ幅によって500px前後で表示される場合と、600px前後で表示される場合とがあります。

表示される幅は、使用言語やユーザーの環境によって変わるようです。こちらの記事では「500pxが600pxに変わった」と書かれていますが、こちらの記事では「556pxから646pxに変わった」と書かれています。
弊社のGoogle Chromeだと、512pxと600pxで切り替わっています。切り替わるブラウザ幅の閾値は1070pxでした。

ディスクリプション(説明文)

ディスクリプションも一行あたり半角100文字表示されるようになりました。これは以前よりも16~20文字増えたことになります。


出典:Google Increases Width of Main Search Results Column

しかし重要なのは、ディスクリプションの場合、ページによっては2行目の途中以降は省略されてしまうということです。そのため、ディスクリプション全体では半角150~160文字しか表示されません。
「行の途中から省略される」という不自然な仕様は今後改善されると予想され、結果的に100文字を2行分、つまり最大200文字程表示されるのではといわれています。

1行に表示される文字数が増えたため、文字数が半角100字ほどあっても1行で表示されてしまうようになりました。
「短くて簡潔な方がいい」と思うかもしれませんが、ディスクリプションが2行あるページと比べると存在感が薄くなるかもしれないので、その点も考慮しましょう。

文字数の制限が緩くなったことで、タイトルを考えるときの苦悩が少し軽くなったことは間違いありません。しかし、Googleが「調整を加える」かもしれないということは忘れてはいけません。フィードバックによっては、元の仕様に戻ることだって十分に考えられます。

最後に

英語圏での検索結果は、以前からディスクリプションが2行のものと3行のものが混在していたようですが、ページによっては今回の変更で3行に増えたものもあるとのことです。今のところ、検索キーワードによって2行か3行か違う状態だそうです。
仕様が統一されておらず、まだ試用段階といった印象ですね。

【参考記事】
New Title & Description Lengths for Google SEO in Search Results

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