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Facebookページとは?3つのビジネス成功事例から考察する活用法

作成日:2016.04.06

最終更新日:2016.09.15

カテゴリー:Tips

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webマーケティングにおいて、SNSを用いた広報は欠かすことのできない要素になってきました。
とくにFacebookは、数あるSNSの中でもっともシェア率が高く、数多くの企業が参入しているメディアです。

ビジネスで用いられる「Facebookページ」には、個人ページや一般的なwebサイトとは異なるメリットがあります。
今回はそういったFacebookの特徴を解説した後、実際にFacebookを用いた広報の成功事例となる企業を分析し、成功の秘訣を探っていきます。

1.Facebookページとは?

Facebookには、「個人ページ」と「Facebookページ」の2種類があります。
この記事で説明する「Facebookページ」は、Facebookの個人ページや一般的なwebサイトとは異なる特徴を持っています。

1-1.個人ページとの違い

Facebookページとは、企業や団体がPRをするためのページです。
知り合いや友人とのプライベートな交流が主軸となる個人ページとは異なり、Facebookページは企業や団体が商品やサービスの宣伝をしたり、顧客と交流したりする広報活動の場です。
Facebookページには下記3つの特徴があり、個人ページよりも企業広報に適しています。

  • Googleの検索対象になる
  • ログインしなくても閲覧できる
  • 複数の人数で管理運用ができる

Google検索の対象になる

Facebookページで投稿した内容は、Googleなどの検索エンジンの対象になります。
一方、個人ページで投稿した内容が検索エンジンに引っかかることはありません。
Facebookページにあなたの会社の商品の情報などを投稿すれば、自然検索からその記事へとアクセスを呼び込むことが可能です。

ログインしなくても閲覧できる

Facebookページの投稿内容は、ユーザーがログインしていなくても閲覧できます。
自然検索から流入したユーザーにも、わざわざログインする負担をかけずに閲覧してもらうことができるのです。

会社での休憩中や大学の図書館、ネットカフェなどで、共用のPCを使った経験はありませんか?
共用PCや外出先では、セキュリティの問題からログインを嫌がる人は少なくないでしょう。そういったユーザーがあなたのページに訪れたとき、もしログインしないと内容を閲覧できない場合、大きな機会損失になってしまいます。
個人アカウントではなくFacebookページを使うことで、このデメリットを防げます。

複数の人数で管理運用ができる

あらかじめ登録しておくことで、複数の人数でFacebookページを管理運用できます。
複数人で管理できるようにしておくと、投稿内容をチェックし合ってクオリティを高めることが可能です。ミスが発見しやすくなり、訂正も速やかに実施できるからです。

なお、管理者には5種類の役割を割り当てることができます。作業内容に応じて権限を制限できるため、部署をまたいで複数人で管理するようなときでも、複数管理によるトラブルは極力抑えられるでしょう。
参考:2-6.管理者の追加|【2016年最新版】企業向けFacebookページの作成方法

1-2.一般的な企業サイトとの違い

一方、一般的な企業のwebサイトとの違いは下記の通りです。

  • ユーザーと交流できる
  • 顧客を育成できる
  • 無料で簡単に作成できる

ユーザーと交流できる

Facebookページでは、ユーザーとダイレクトに交流できます。
一般的な企業サイトでも交流は不可能ではありませんが、Facebookというプラットフォームを使用した方が、より本音に近いカジュアルな交流が実現できます。
もともと他者と交流するためのメディアなので、コミュニケーションや情報共有に関するインフラが整っているからです。

たとえば、企業のFacebookページにおもしろい記事を投稿すると、それを読んだユーザーが「いいね」や「シェア」ボタンを押して情報をシェアしてくれます。URLをコピーして引用するなどの手間が必要ないため、一般的なWebサイトよりも気軽に情報を拡散してくれるのです。
また、その内容についてコメントしたり、「友達」とタイムライン上で話題にしてくれたりする場合もあります。
一般的な「お客様アンケート」のようにかしこまった場ではないので、より本音に近い意見がきけるのです。

顧客を育成できる

Facebookページでユーザーと交流すると、既存顧客の維持や新規顧客の開拓へ繋げることができます。

簡単な例を挙げてみましょう。
あなたの会社の既存顧客である、Aさんというユーザーがいたとします。
AさんはあなたのFacebookページのファンなので、あなたが記事を投稿すると、その記事は自動的にAさんの個人画面に表示されます。

そのとき、Aさんの興味を引くような有益で面白い内容を投稿していれば、AさんはあなたのFacebookページを定期的にチェックしてくれるようになります。
それが積み重なると、Aさんはあなたの会社に共感や好感を持ってくれるようになります。
Facebookページでは、こういったフローで既存顧客が離れていくことを防げます。

また、投稿内容をみてAさんが「いいね!」をしてくれれば、Aさんのタイムラインにその投稿が表示されます。
すると、Aさんの友人であるBさんやCさんが、あなたの記事を閲覧することになります。
その結果、もともとあなたのFacebookページの存在を知らなかったBさんやCさんに情報が届くことになり、新規顧客の開拓へとつなげることができるのです。

BさんとCさんは、Aさんの友だちなので、ある程度は趣味や嗜好が似通っている可能性があります。
すでに存在している人と人とのつながりに働きかけられるので、ゼロから営業するよりも効率がいいのです。
このように既存のコミュニティを活用してアプローチできることが、SNSマーケティングの強みだといえます。

無料で簡単に作成できる

Facebookページはとても簡単に作ることができます。また、無料で作成できるので、予算は必要ありません。

きちんとしたwebサイトを自作するためには、かなりの専門知識が必要となります。
業者に委託するのであれば、それなりの費用と期間が必要です。

参考:ホームページ作成費用っていくら?制作の料金相場と落とし穴

「検索してから購入する」が当たり前になった現代において、web上での企業窓口は必須です。しかし、予算や時間の都合をつけづらい中小企業の場合、webサイト制作まで踏み切れないことが多々あります。
しかしFacebookページであれば、予算と時間という2つの問題を簡単にクリアできます。webマーケティングの入門編として気軽に始められることが、Facebookページ最大のメリットでしょう。

2.Facebookページの活用事例

ここからは、実際にFacebookページの活用に成功した事例を紹介していきます。
目的に応じてそれぞれ違った活かし方をしているので、順にみていきましょう。

2-1.パラマウントピクチャーズジャパン|商品の認知度アップ


出典:「パラマウントピクチャーズジャパン」Facebookページ

パラマウントピクチャーズジャパンは、アメリカの映画会社「パラマウントピクチャーズ」の作品を、日本中の映画館に配給している企業です。
2016年3月現在は、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社に社名変更しています。

この会社は、Facebookページの活用で、商品である新作映画の認知度向上に成功しました。

同社のマーケティング担当者の分析によると、Facebookでのビデオ広告は、YouTube広告と比較して再生完了率が高いことがわかってきたそうです。
そこに着目したパラマウントピクチャーズジャパンは、Facebookページに掲載する動画にさまざまな工夫をしました。

下の動画を見てみてください。

ミッション:インポッシブルさんの投稿 2015年9月17日

「撮影の裏話など、友達と話題にしやすい内容にする」「音がなくても内容がわかるように、動画に字幕をつける」など、話題性や利便性に配慮していることがわかります。
このように、ユーザー視点で考えることによって動画の拡散に成功し、その結果作品の認知度を高めることに成功したそうです。

「YouTubeなどで動画広告を出しているけどいまいち結果が出ない」という人は、1度Facebookページでの動画広告を検討しても良いかもしれませんね。

2-2.Rice Force|オンラインでの売上アップ


出典:「Rice Force」Facebookページ

Rice Forceは、香川県に本社を構える「アイム」という企業の化粧品ブランドです。
アイムは従業員100名ほどの会社ですが、Facebookページを活用することでオンラインの売上アップに成功しました。

いち早くFacebookの可能性に気づいていたRice Force社は、2005年にFacebookページを開設し、ソーシャルメディアマーケティングに力を入れていました。
しかし、同じように早期からFacebookページを開設していたにも関わらず、うまく結果を出せていないケースもあります。
そういった企業と、Rice Forceとではどこが違っていたのでしょうか?
その秘密は、投稿する記事の内容にありました。

Rice Forceは、外部サイトへのリンクや商品の紹介といったプロモーション活動を、Facebookページ上では一切行いませんでした。
ターゲットとなる30代~50代の女性に向けた美容情報、商品とは関係ないスイーツや季節の話題など、親近感を持ってもらえるような記事を投稿し続けたのです。

その結果、ユーザーから高い支持を得ることに成功し、化粧品業界においてトップクラスのいいね!を獲得することに成功しました。
ファンが増えたことによって、自社通販サイトへの訪問者数が増加し、オンラインでの売り上げアップへとつなげることができたそうです。

短期的な売り上げを狙って売り込みの記事ばかり投稿していると、ユーザーはうんざりしてしまいます。
まずはユーザーにとって有益な情報を提供して共感をよび、会社のファンを増やしましょう。宣伝のみに終始せずにユーザーとの信頼関係を築くことが、Facebookを活用して顧客を獲得する秘訣だといえます。

2-3.キリン|店舗での売上アップ

日本有数の飲料メーカーであるキリンは、Facebookページでブランドキャンペーンを行い、店舗での売上アップにつなげました。
現在はキャンペーンが終了しているためFacebookページもなくなっていますが、ブランドイメージを定着させた一例として紹介します。

キリンは、ワインブランドである「シャトー・メルシャン」のキャンペーンをFacebook上で実施しました。
その結果、ブランドの認知度向上はもちろん、高品質なワインというイメージ定着に成功して店舗での売上アップに成功したそうです。

このときキリンは、高級感を演出し、ハイブランドなイメージ戦略を実践していきました。
「良いワインとは、その土地の気候・風土・生産者によって育まれるブドウを、素直に表現したものある。」という信念をもとに、日本のワインならではの個性を追求し、生産地や生産者、ブドウの品種へのこだわりを投稿していきました。

国産ワインは、近年大きな盛り上がりをみせている市場でもあります。
国内有数のワイン生産地である山梨県では、これまで世界的に高評価であったとは言いがたい国産ワインの価値を高めていく取り組みを、ワイナリーなどが中心になって実践してきました。甲州市も「甲州市原産地呼称ワイン認証制度」を制定するなど、味やイメージの向上に努めています。

その取り組みが消費者に伝わり、ワイン好きの間で「国産ワインって実はおいしいよね」というイメージが浸透しつつあった絶妙なタイミングで、キリンはそのイメージをうまく活かしきったといえます。
また、「大企業の信頼感を活かして国産ワインの地位向上に貢献した」という見方もできるため、ワイン好きからの好印象を得ることにも成功しています。
仮に庶民感や親しみやすさを重視した戦略を打ち出していた場合、顧客の抱くイメージとの間にギャップが生まれ、ここまでヒットすることはなかったでしょう。

このように、時流やブランドイメージは売上に直結する重要な要素だといえます。
自社の商品やサービスと顧客の抱くイメージをよくすり合わせ、消費者に違和感を与えない広報戦略を組むことが重要です。

3.まとめ

Facebookがごく当たり前の存在になり、多くの人々が個人ページを持つ時代になりました。
企業が直接個人と触れ合い交流できるツールとして、マーケティングにおけるFacebookの重要性は、今後もさらに高まっていくと予想されます。

今回挙げた3つの成功事例は、それぞれ目的と活用法が異なります。
しかしすべての事例において、共通するポイントが1つだけあります。
それは、「ターゲット層に対して有益な情報を提供している」という点です。
そこをきちんとおさえておけば、目的に応じてさまざまな切り口からのアプローチが可能となるはずです。

Facebookページで成功するための活用方法は、1つだけではありません。
自社の目的とターゲットをよく考えて、ユーザーのニーズに沿った活用を心がけることで、売上やブランディングへとつなげていきましょう。

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