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月間10万円の予算でどうやってリスティング広告を運用するか

作成日:2015.07.27

最終更新日:2016.04.21

カテゴリー:リスティング広告

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10万円という金額では業者はほぼ何もできない

リスティングの運用にいくらかければよいか、というのは悩ましい問題です。
特に広告予算をしっかり決めているわけではない零細企業や個人商店にとってはかなりの難問となるようです。

漠然と費用を考えた結果、「10万円」という結論を出す企業がなぜか多いようです。
10万円という金額を出すという決断をすることは、零細企業や個人商店にとってはかなりの覚悟が必要なことではあります。

そしてどうせならプロに依頼しよう、とリスティング業者に電話をしてみるかもしれません。

しかし、10万円という予算ではまともに取り合ってもらえず、業者に依頼するのをあきらめた・・・という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

なぜ10万円も出すのにそんなことになるのか。
それは、リスティング業者の料金体系と作業内容を考えれば、おのずとわかります。

リスティング広告の運用の専門業者は、月間に使う予算の15%〜20%を運用手数料としてもらうという料金体系になっていることが多いのです。
したがって10万円の予算だと、月間2万円ぐらいが業者の収入になるわけです。

しかし、2万円ではほとんど何もできません。

社員の給与を時給に換算して、2千円~と考えたとしましょう。
企業というものは原価の3倍以上は稼がないと生きていけないので、時給2千円の社員が1時間活動すると、6千円は最低もらう必要があります。儲かるわけではなく、収支トントンであっても6千円が必要ということです。

つまり、2万円というと、どんなに多く見積もっても3時間分の運用費ってことになるでしょう。
また、請求書の発行や報告書の作成といった、直接運用の改善につながらない付帯業務もあります。
そう考えると、月間でその運用にかけられる時間はせいぜい1、2時間程度。ゼロとみていい程度しかかけられません。

「10万円でやる」という業者はどうやっているか

そんな実情にも関わらず
「うちは月間10万でも喜んでやりますよ」
というような業者がいたら、疑ってかからねばなりません。

どうやって利益を出しているのか。
考えられることは2つです。

  1. 手数料を相場より多くもらう
    例えば、リスティング広告運用費用が10万円でも、5万円の手数料を取るといったケースで、これは良心的と言えます。
    広告費用の半分しかリスティング広告の出稿には使われないので、もったいないのですがこの金額でプロが運用してくれるのであれば有意義です。
    とはいえ、5万円ではやはりそれほど手間はかけられないので、キメの細かい運用をしてもらうのは通常は無理だと思います。フリーでリスティング広告を運用している方に依頼すれば、丁寧に運用してもらえるかもしれません。
  2. 実際は何も運用しない
    残念ながら、このパターンはあり得ます。下手をしたら、このパターンが「普通」です。リスティング広告は一度アカウントを設定してしまえば、その後は何もしなくてもとりあえず回るのですから。
    しかし、本当はリスティングはどれだけの頻度でPDCAサイクルを回すかが重要なので、このような運用は最悪です。これだったらリスティング広告なんかやらないほうがましでしょう。
    まったく何もしないというのは極端ですが、リスティング運用手数料の安さを売り物にしている業者には気をつけましょう。

もし、手数料が通常通り15%〜20%であるならば、ほぼ間違いなくこの「2 何もしない」であるため、気をつけなければなりません。

セールストークで
「当社ではリスティング広告運用の多くの部分をツールによって自動化しているので、低予算での運用が可能なのです」
と言っているケースもあります。しかし、ツールでの自動化は万能ではないことに留意しなければなりません。自動化しているから、こんな金額でできると言われても信用すべきではないでしょう。

予算がないなら、どうすればいいのか

それでも、予算は無限にかけられるわけではありません。10万円しかかけられないケースもあるでしょう。
そのときはどうすればよいのか。

自分でやる。
結論はこれに尽きます。

10万円広告予算をひねり出すのが精一杯という場合は、実際に財布から出す人がやるのがよいのです。
この金額は、法人の経済活動としては取るに足らない金額かもしれません。しかし、個人の支出として毎月払う金額としては大金と言えるでしょう。

であるならば「自分でやる」のがよいのです。

リスティングは技術として知るべきことが非常に多いです。しかしその本質は、「見込み顧客にどのようにして訴求するか」という点に尽きます。

「自分の売っているモノを買っている人は誰なのか?」
「競合に比べてどういいのか?」
「売っているものはどう使われているのか?」

これをいちばんよく知っている人は誰か。それは、売っている人その人自身でしょう。
零細企業などであれば、社長とか店主ということになるはずです。

いちばん知っている人がリスティングに取り組むのがいちばん効率的です。

そしてリスティング費用を自分のお金として考えている人であれば、管理画面を見ても「ただの数字の増減」としては捉えません。
1万円減ったら、1万円札が減ったと考えれば真剣にやるはずです。

真剣にやればPDCAを回すでしょう。10万円という予算では、やれることは少ないため知見がなかなかたまらないかもしれません。しかし、その範囲内で頑張っていけば上達するはずで、そのうちプロの技術を上回る成果を出せるはずです。

自分でリスティングを運用する場合の落とし穴

技術的な失敗は、いくつも重ねるかもしれません。しかし、ハマると最も恐ろしいのは
「10万円も使ったのに集客できなかった!」
と思って、あきらめてしまうという落とし穴ではないでしょうか。

それでもあきらめずに試行錯誤していけば結果が出るのがリスティングだったりするのですが、あきらめてしまえばそこでおしまいです。試合終了なのです。

PDCAを回して改善するといっても、1つも問い合わせが来ず、どこを改善すればいいのかわからないまま手詰まりになるということもよくあるでしょう。

また、リスティング広告はホームページ自体がダメだったら成果が上がりません。
広告がダメなのか?ホームページがダメなのか?ホームページがダメならばどう改善すればいいのか?がわからないケースもあるでしょう。

解決策は「その先に成功があると信じること」です。

ダメでも凹まない、ダメだったら、「この方法はダメだということがわかった」というように考えましょう。

ですが、予算が少ない場合、「本当にその方法がダメだったのか?」の結果がでるまで時間がかかるのがつらいところです。

そんなに多くのことをやるのではなく、少しのことを辛抱強く試す必要があります。
マッチタイプの見直しなどは、積極的に行っていくべきことです。方法はこちらの記事で詳しく解説しています。「マッチタイプの基礎と実践|完全一致・部分一致・フレーズ一致・絞り込み部分一致とは?
とはいえ、無制限に出血し続けるわけにはいかないので、たとえば「100万円までやってうまくいかなかったらリスティングはやめておこう」という引き際を設定するのも重要でしょう。

運用を依頼するのではなくコンサルティングを依頼する方法もある

運用そのものではなく運用について質問をする業者を探すという方法もあります。
これであれば業者としては作業負荷が少ないので、報酬が数万円程度でも、非常に大きな価値のあるアドバイスをくれる可能性があります。

そのような業者を探してみるというのは一つの有力な解決策です。

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